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有意義でした!CAPのワークショップ

CAPとは、Child(Children) Assault Prevention の略です。子供に対する、あらゆる暴力を防止するためのプログラムで、子供が生まれた頃、ネットでこのようなNPOが活動していることを知り、内容を知るほどに必要性を感じていたのでいつかうちの娘にも受けさせたい、と思っていたのだ。


暴力とは、力の行使という意味での身体的な暴力だけでなく言葉の暴力、無視、無関心など(=ネグレクト)、性暴力、いじめなど全般を言い、そういうものから自分自身を守り、「自由、権利、安心」を得ることを目的としている。そういうことを子供の年代別に、噛みくだいた内容でわかりやすく説明や人形や劇等を駆使して見せてくれる場がCAPのワークショップと呼ばれている。


昨今子供を対象とした残忍でやりきれない事件が後を絶たない。それだけでなく、子供を取り囲む環境が変わってきて、いじめや学級崩壊など、子供を持つ親にとっては色々と不安なことがたくさんある。子供自身に自衛能力を持たせ、また、自分がされていやなことは人にしてはいけないんだ、人の気持ちを想像しようよ、という基本的なことを、第三者から教えられる場というのはとても貴重だと思っていた。


実は私の幼稚園の知り合いなどに声をかけて、就学前にこのプログラムの受講が出来ないかと周りに声かけをしたりしてみたのだけれど、私の周りのママたちにはどうもあまりピンと来なかったようで人数が集まらず(非営利団体ですがボランティアの人たちに支払う実費が発生するのです)、結局実現しなかった。残念なことだ。


最近になって、何度か電話でやりとりをしたCAPユニットの方からご連絡があり、「小さな子供を持つ親のためのワークショップが行われるので興味があったら・・・」との案内を頂いた。墨田区の社会福祉会館で行われるけれど、区外からの参加も可能でしょう、ということで、教えていただいた連絡先に電話をして参加の旨を伝え、今日電車に乗って行って来ました。


区政がこのようなことをしっかりと踏まえて、ワークショップを実施しているという意識の高さは素晴しいと感じたが、実際会場に行って参加人数の少なさにまたビックリ。全部で話を聞きに来ていたのが10人ぐらいだったかな・・・。申し込み(参加は無料)自体はもっと多かったそうだけれど、お天気も良くなったので家族でおでかけされる方なども多かったのでしょう、という主催者の方のお言葉。・・・そうなんだよね、習い事やレジャーがこういう大事なワークショップよりも優先されてしまうというのが現実なのだ。


現実にわが子が巻き込まれない限り、いじめや犯罪、暴力など、自分の子に限っては縁の無いもの、と親であれば信じたい気持ちはあると思う。しかし暴力やいじめを事前に防ぐこと、抑止することも大切だし、現実を見据えなくてはならない局面に来ているような気がする。


この限られた紙面では書ききれないが、本当に有意義なワークショップだった。まさに草の根運動といった感じだけれど、一人でも多くの親御さんにもっと興味を持ってもらいたい、と切に思う。


以前友人のご主人(某テレビ局勤務)が取材した、CAPについて取り上げたニュース番組の中でCAPボランティアの方が「子供を取り巻く暴力にたいして、子供たちには加害者にも被害者にも、そして傍観者にもなって欲しくない」という言葉がとても心に残っている。これを機会に子供ともじっくりと色んなことを話し合ってみたい。

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